日傘選び情報

日傘選びのポイント

日傘を使う目的は何でしょうか?

 

@涼しさのため A日焼けを防ぐため Bファッションの一部として

 

などの目的が主に挙げられると思います。

 

 

では、日傘選びで注目したいポイントはどこでしょうか?

 

日傘選びの中で、遮光率紫外線カット率といった言葉を目にすることがあります。これらはその日傘の涼しさや日焼けを防止する度合いを示す指標であるため、日傘を選ぶうえでチェックしておきたいポイントです。
また、せっかく日傘を差すならデザインも気に入ったものを選びたいですね。

 

日傘選びのポイント

 

 

涼しさ重視で選ぶ

 

真夏の炎天下の暑さを解消するために日傘を差される方は「遮光率」に注目してみましょう。遮光率が大きい日傘ほど、直射日光をカットしてくれます。
最近では遮光率99.9%や100%といった日傘も販売されています。
ただし、注意が一点。遮光率が高い傘は炎天下の日差しの中で差す分には快適ですが、春先のぽかぽかした陽気の日などに差すと寒いです。

 

生地にも注目してみましょう。綿、麻、絹といった素材は太陽からの熱線を繊維の内側に蓄え、日傘の内側まで熱を通しにくいです。一方、ポリエステルは素材自体が熱くなるため、その熱によって頭上が熱くなりがちです。

 

さらに、涼しさを求めるなら日傘の内側に熱がこもらないことも大切です。レース生地で細かな穴が開いている日傘は熱気が外に逃げるため、熱がこもりにくくなります。しかし、紫外線には晒されやすくなるため、涼しさと日焼け防止のバランスが大切です。

 

日焼け対策重視で選ぶ

 

日焼けの原因となる紫外線のカットを重視する場合、日傘の「紫外線(UV)カット率」に着目してみましょう。

 

また、生地の素材によっても紫外線の通しやすさが異なります。ポリエステル素材の日傘は綿、麻、絹素材の日傘と比べて紫外線を通しにくいですが、熱を吸収するため、頭上が熱いという欠点もあります。

 

さらに、日傘の色も大切です。黒や紺のような濃い色は、白系統の薄い色と比較して紫外線を通しにくいです。しかし、濃い色の日傘は熱を吸収しやすいという欠点もあります。
日傘と言ったら黒というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、「UVカット加工」が施されている日傘ならば、白のような薄い色の日傘であっても、紫外線をカットしてくれます。

 

照り返しが少ない日傘を選ぶ

 

アスファルトで10%、砂浜では25%もの紫外線が反射しているといわれています。そのため、日傘をさして上からの紫外線を防ぐだけでは、日焼け対策は不十分といえます。日傘をさしていても、日焼け止めを塗るなどの対策も重要です。

 

日傘の色でいえば、内側が濃い色の方が照り返しは少なくなります。そのため、外側は白、内側は黒の日傘が涼しさ、UVカットの両立を考えると理想的かもしれません。しかし、照り返しを考えて日傘の色にこだわるよりは、日焼け止め等による対策をとった方が効果的といえます。